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SFSMedia が新しいCDのリリース予定を発表

マーラーの録音プロジェクトが成功裡に終了したティルソン・トーマス&サンフランシスコ交響楽団ですが、マーラー後のCDのリリース予定が発表されました。

  • リリースは2011年2月8日で2枚
    • アイヴズ(ヘンリー・ブラント編曲):コンコード・シンフォニー
      コープランド:オルガン・シンフォニー(オルガン:パウル・ヤーコブス)
    • ベートーヴェン:交響曲第5番
      ピアノ協奏曲第4番(ピアノ:エマニュエル・アックス)
  • 今シーズン録音を予定している曲(リリース日未定)
    • ベートーヴェン:交響曲第7番
    • ジョン・アダムズ:Harmonielehre
  • フォーマットはハイブリッドSACDとiTunes他のダウンロード

ポスト・マーラーの録音は、MTT/SFSコンビの象徴であるコンサートでの様々なプログラミングを反映した内容。一般に聴く機会が少ない作品と定番曲に新たなアプローチで取り組んだものの組み合わせで、このコンビの魅力を広く伝えるものとなっています。

ティルソン・トーマスはパワー、豊かさ、洗練の3つの要素をあげ、「オーケストラのミュージシャンは最高レベルで演奏している。」とコメント。誇張ではなく本当にそうだと私も思う。

録音プロデューサーについてはプレスリリースに何も書いてありませんでしたが、アンドレアス・ノイブロンナーではないのでしょうか?私がコンコード・シンフォニーを聴きに行ったときは、マーラーの時のようなものものしい録音風景ではありませんでした。

私はルツェルンでSFSMediaを統括しているジョン・キーザー氏と話したとき、SFSMediaの録音について根掘り葉掘り聞きたいことはいっぱいあったのですが、音楽祭のあの場の話題にそぐわず断念。

いずれにせよ、音については聴いてみないとどう録れているかわからないので、楽しみに待ちます。

注目はベートーヴェンでしょう。サプライズ!

プレスリリース

(2010.9.23)

【追記】
この他、今後発売が決定しているもの

  • マーラー全集のBOX(今シーズン後半を予定、詳細未定)
  • KEEPING SCOREのマーラー編(DVD,Blu-ray、4-5月頃)