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MTT/SFSのマーラー8がグラミー賞3部門にノミネート!
第52回グラミー賞のノミネート作品が12月2日(現地)発表されました。
ティルソン・トーマス&サンフランシスコ交響楽団のマーラー交響曲第8番<千人の交響曲>&第10番からアダージョは3部門にノミネートです。
- カテゴリー95
Best Engineered Album, Classical - カテゴリー97
Best Classical Album - カテゴリー100
Best Choral Performance
彼らのマーラー・レコーディング・プロジェクトを振り返って、グラミー賞受賞作品とそれ以外に出来の差があるとは特に思いませんが、今回は合唱作品部門にノミネートされていることが大変に大きい(コーラス・ディレクターがメインの賞)。
コーラス・ディレクターのRagnar BohlinもSFSコーラスも素晴らしかったし、チームワークが全てだったと思うから。
【追記】
最近オーディオをいじっている関係で、このディスクを様々な組み合わせで聴いてみましたが、CD層のマスタリングが素晴らしい。何としてもあの演奏を再現するのだという心意気に感じ入ってしまいました。世界が完結していると感じるほど完成度が高いです。反対にSACD層は、非常に奥が深くて、再現が難しいということもよくわかった。並みのオーヲタでは歯が立たない。システムの違いで演奏から受ける印象がガラっと変わるから、このディスクから体験するものが、百人百様だということだけは確か。
マーラー・プロジェクト 過去の受賞歴
- 6番:Best Orchestral Performance 受賞(Best Classical Album にもノミネート)
- 3番:Best Classical Album 受賞
- 4番:Best Surround Sound Album にノミネート
- 7番:Best Classical Album 及び Best Orchestral Performance 受賞
今日わかったこと
来年リリース予定の「子どもの魔法の角笛」(トーマス・ハンプソン)は全曲ではない。私が聴きに行ったとき、抜粋だったので、別にお客さんなしで全曲を録音したのか?と疑問だったのです。
全てのノミニーはこちら
(2008年10月1日から2009年8月31日までにリリースされた作品が対象)
発表は2010年1月31日
(2009.12.3)