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MTTの塩・脂肪・砂糖・カフェイン・アルコール抜きダイエット

ツアー中につき、様々なメディアへの登場が続いていますが、今回はワシントン・ポスト。Anne Midgette女史がティルソン・トーマスにインタビューしています。ホテルで朝食をとりながらというセッティング。

そこで判明した、MTTはこの2ヶ月間食餌療法に取り組んでいるという事実。

マイアミの有名なPritikin Center(ラグジュアリーなリゾートホテルに滞在しながら食生活や運動等の指導を受ける施設)で指導を受け、塩抜き、脂肪抜き、カフェイン抜き、アルコール抜き、砂糖抜きの食事に切り替え、さらにワークアウトに励みながら生活しているのだそう。

調子いい

そうですが、それだけやればニュートラルな状態になるでしょうから、感覚が研ぎ澄まされていくのではないしょうか。徹底していていかにもMTTがやりそうなことであります。Midgette女史も若い頃より目が輝いていて血色が良いと伝えていました。

今のティルソン・トーマスが追求しているの音楽の路線は、健康で健全な精神がないと作れなさそうだから、MTTも自己節制なのでしょう。

MTTは30代後半から肉体的な故障とつきあいながらの指揮者生活だったようですが、確かにMTTの指揮姿からは、「そんな姿勢で首が鞭打ち症状になったりしないのか?」とか「整体の先生にやめろと言われないのか?」という疑問を抱かせます。

インタビューでは、ニュー・ワールド交響楽団の新キャンパスで構想している新しいコンサートのアイディアや今回のツアーの曲目について、リストのTassoは、MTTがリストの他の作品と比較検討して、リスト作品の冒険的性質と整合性がつくようにオーケストレーションを変えた(!)という話などが続き、読み応えがあります。

Midgette女史が、ダイエット中のMTTが選んだオートミール・スフレに、ウェイターが粉砂糖とラズベリーソースをべったりかけたのを見て固まるところがおかしい。

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Anne Midgette interviews conductor Michael Tilson Thomas
By Anne Midgette
Washington Post Staff Writer
Sunday, March 21, 2010

(2010.3.21)