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MTTの千人、8/25いよいよ発売
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MTTのマーラー8が発売です。
ティルソン・トーマス&サンフランシスコ交響楽団のマーラー・レコーディング・プロジェクト、交響曲の最後を飾る第8番<千人の交響曲>が8月25日にリリースされることが発表されました。
特典映像は iTunes だけ
第8番<千人の交響曲>と第10番からアダージョがカップリングされた2枚組CDの発売は、8月25日。既に SFS Store でプレオーダー受付中です。
今回注目すべきは、 iTunes が8月11日先行販売であること。
さらに iTunes 限定でボーナス映像がつきます(北米サイトのみ)。タイトルは、
“A Universe of Sound: Recording Mahler’s Symphony No. 8”
内容は、録音の舞台裏とMTTの曲についての語り。
サンフランシスコはアップルのお膝元なので、街の野外広告はアップル、繁華街の一等地はアップル・ストア。そして街ゆく人はみんな iPod。アメリカでCDを買う人口は、日本に比べてかなり少ないのでしょう。
私はSACDで聴きたいのでCDを買いますが、メイキングも見たいから iTunes でも買うと思う。なんか弱みに付け込まれたみたいで癪ですが、ファンとはそういうものなのでしょう。
【追記】メイキングはこれ(↓)と同じみたいでわざわざそのために買うこともなさそう。
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マーラー・フェスティバルのチケットは7月17日販売開始
マーラー・レコーディング・プロジェクトの残り、リュッケルト歌曲集(スーザン・グラハム)と「さすらう若人の歌」(トーマス・ハンプソン)の録音を含む、9月に3週間にわたって催されるマーラー・フェスティバルのチケットが、7月17日午前10時に販売開始されることも発表されました。
このフェスティバルでは、CDの録音の他に、KEEPING SCOREのマーラー編(リリースは2011-2012シーズン)の撮影も行われます。
録音の日に行くのはもう懲りた。しかし、、、
私は正直、<千人の交響曲>のライブ・レコーディングに行き、録音の日に行くのは懲りました。あまりにも応援モードなために安心して聴けないこと甚だしい上に、MTTがオーケストラや客席にかけてくるプレッシャーが尋常ならざるから。
KEEPING SCOREの撮影は撮影で、舞台と客席の間にレールを敷いて、映画の撮影みたいにレールの上を移動して撮ったり、アームが伸縮する遠隔操作のカメラがMTTのまわりを動いていたり、6台くらいのカメラで撮っていて、普通のクラシック音楽の撮影とはかけ離れた世界が繰り広げられます。
これらに協力しているサンフランシスコのお客さんは本当に寛大だと思う。日本だったら、絶対クレームが出る。
そんな難点はあるものの、やはりフェスティバルは聴いてみたいです。ティルソン・トーマスの歌ものや伴奏の研究レベルは傑出していて、「子どもの魔法の角笛」のときの完成度を考えると、今回も非常に期待できます。スーザン・グラハムは「アリアドネ」の作曲家を生で聴いたことがあるのですが、素晴らしかったです。
早く聴きたい
<千人の交響曲>がどう仕上がっているのか?早く聴きたいです。
KDFCで放送されたものを聴き、第二部はだいたい想像できるのですが、第一部がどう録れているのかは全く想像つきません。
合唱の各声部がかなり明確にわかるよう演奏していたので、もしそれがそのまま録れていたらすごいことになるのではと思います。それこそ本当に Universe of Sound 、こうタイトルをつけたということは、彼らは自信があるのでしょうか?
この<千人の交響曲>演奏時のティルソン・トーマスの姿は、私のイメージでは、鶴の恩返しのつうでした。自分の羽を抜いてやっているようにしか見えませんでしたから。
Disc 1 の最初が第10番からアダージョで、CDプレイヤーの PLAY を押したときにオルガンが「ジャーン」と鳴らないのはいかがなものかという気がしないでもないけれど、とにかく楽しみ!
SFS Storeのプレオーダーはこちらから
プレスリリース
マーラー「千人の交響曲」レコーディング完全リポート
(私が聴きに行ったリポート)
*****
(補足)マーラーは、サンフランシスコ交響楽団がマルチメディア展開しているKEEPING SCORE プロジェクトで、ドキュメンタリーのテーマに取り上げられることが発表されています。ドキュメンタリーはコンサート映像(5番)とセットでDVD化されます。
マラ5のKEEPING SCORE(DVD)が出る!
(記者会見に行ったときの話)
マーラー・フェスティバルの日程:
- MTT CONDUCTS MAHLER’S SYMPHONY NO. 1
9/16,17,19,20
Michael Tilson Thomas, conductor
Susan Graham, mezzo-soprano
San Francisco Symphony
PROGRAM:
Mahler / Rückert Lieder
Mahler / Symphony No. 1 in D major
- MTT CONDUCTS MAHLER: ORIGINS AND LEGACIES
9/23,24,25,26
Michael Tilson Thomas, conductor and piano
Thomas Hampson, baritone
San Francisco Symphony
PROGRAM:
Mahler / Songs of a Wayfarer
Mahler / Piano Quartet
Mahler / Selections from Symphonies 3, 5 and 9
Rott / Scherzo from Symphony in E major
23, 24,25 は Keeping Score Season 3の撮影あり。
- MTT CONDUCTS MAHLER’S SYMPHONY NO. 5
9/30,10/1,2,3
Michael Tilson Thomas, conductor
San Francisco Symphony
PROGRAM:
Scelsi / Hymnos
Mahler / Symphony No. 5 in C-sharp minor
(2009.7.16)