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MTTによるミュージック・ビデオのワークショップ開催
ニュー・ワールド交響楽団では、5月9日土曜日の朝10時30分より、ミュージック・ビデオのワークショップを公開します(入場無料)。
この企画は、4人のビデオ・アーティスト(イスラエルの映像作家 Tal Rosner, サンフランシスコのデジタル・アーティスト Travis Threlkel, NWS のビデオ・プロダクション・ディレクター Clyde Scott, NWS のコントラバス・フェロー Jory Herman)が参加し、最初にティルソン・トーマスとディスカッションを行い、その後新作映像に合わせて、ニュー・ワールド交響楽団が演奏するというもの。
曲は、ストラヴィンスキー、ドビュッシー、ブリテン、グリーク、ライヒ等を予定。
ユーチューブ・シンフォニーでも、映像とクラシック音楽を結びつける可能性を示すとともに難しさも露呈していたと思いますが(例えば、顔の映像は映像としては非常に面白かったが、最後に音がまだ残っているときに“the END”と出て、私は一気に白けてしまった)、あそこでいろいろやってみたことで、また次の段階にトライして行こうということなのでしょう。
それにしてもニュー・ワールド交響楽団は、フットワークが軽い。フェローの皆さん若くてエネルギーいっぱいだし、組合もない。自前のキャンパス兼劇場で授業を公開するだけだから、コストも余分にかからないし、告知も顧客のメールアドレスを全部持っているから、メール流すだけ。何でも試せて本当に便利。
(2009.5.7)