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MTTが40年ぶりのピアノ協奏曲への挑戦を語る

マイケル・ティルソン・トーマスは、今週(1/27-30)サンフランシスコ交響楽団で、モーツァルトのピアノ協奏曲第23番を弾き振りします。

ピアノ協奏曲のソリストは40年ぶりだそう。

既に今月マイアミ(ニュー・ワールド交響楽団)でも演奏、3日ともsold outで好評だった模様。

サンフランシスコ交響楽団のソーシャル・ネットワーク・サイトでは、MTTが抱負を語っている動画をアップ。サンフランシスコ交響楽団は、毎週のプログラムについて、こういう短い動画での紹介を行っています。

この動画、MTTが自宅のピアノの前でおそらく自分で撮影したもの。ファッションもフリースで、制作所要時間は10分程度でしょう。そして、見た人が思うことは

へぇ。(スターリンの話)
MTTの人生って、どうしてこうも事件が起きるのか(コンサートに行く途中事故に遭った話)
Dr. Beat?(メトロノームにあわせて練習している)

てなもん。要するに大した話ではないのである。

世間一般のクラシック音楽の曲目紹介って、「この曲は、○○年の作曲で~」みたいに、皆構えすぎなのだと思います。MTTの話は、これで十分

お楽しみに!

になっている。この気軽さ、だけど曲の着眼点ははずさず、毎週やる、ここに注目だと思います。

(2010.1.27)