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MIDEM CLASSICAL AWARDSにノミネーション
ティルソン・トーマス&サンフランシスコ交響楽団のマーラー:交響曲第5番のCDとKEEPING SCOREコープランド編のDVDが、フランスのカンヌで開催される音楽見本市MIDEMのCLASSICAL AWARDSにノミネートされました。
マーラーは交響曲部門、KEEPING SCOREはDVDドキュメンタリー部門です。
562作品がエントリーした中、世界各国のジャーナリストら18名(日本のジャーナリストはなし)からなる選考委員により、各部門3作品のノミネーが選ばれました。最終選考の結果は1/30発表。
選考のプロセスや基準が細かく公開されていますが、レパートリーの革新性、芸術面の卓越さ、パッケージ、テクノロジーなどの側面から評価するそうです。ノミネーを選ぶまでにも10作品、5作品、3作品と3回投票をやるという厳しい世界。
基準の中で、芸術面の卓越さとテクノロジーというのはいけそうですが、パッケージは???よく言えば、わかりやすい?
マーラー5番は、6番(最初にリリースされた)と比較すると、ハイエンド・オーディオで再生したときに音が違っていてテクノロジーの進化を感じさせるそうです。うちのオーディオではそこまで差は出ませんが。
KEEPING SCOREは、同時にリリースされたベートーヴェン、ストラヴィンスキーもそれぞれによく出来ていますが、この2つは音楽的要素の話が多いのに対し、コープランド編はストーリー性が強い。コープランドを知らない、「アメリカンサウンドって何?」という人も楽しめるという点でこちらが選ばれたのかと思います。