トップ>KEEPING SCORE Ⅱ>here

KEEPING SCORE:アイヴズのHolidays Symphony

KEEPING SCORE アイヴズ編の見どころは、アイヴズを映像化した執念に尽きます。ただ聴くと難解とも思われるアイヴズの音楽を、色彩豊かな四季の映像、音楽の明晰な分析と見せ方に工夫した演奏によって、音楽に真正面からアプローチしつつも、抵抗感なく楽しめるよう仕上げています。

まさにマイケル・ティルソン・トーマス50年の音楽人生の集大成。

トピックスの一覧

導入

アイヴズの音楽に対する楽団員のコメント

アイヴズが20世紀初頭に作曲をした家と部屋

MTTが13歳のとき初めてアイヴズを聴いたときの印象

どうやってこういう音楽のアイディアを得たのか?

ライフストーリーの概要

音楽的背景
ニューイングランドでの幼少時
バンド・マスターだった父親が施した音楽教育
伴奏と違う調で歌う
2つのマーチング・バンドが違う音楽を演奏しながら交差する
人間の探求についてのアメリカの偉大な先達の影響
自然
時代背景(アメリカが世界の大国に成長した時代)
教会の音楽
マーチング・バンド
カントリー音楽
鍛冶の音
教会の鐘
花火

《おまけ補足》 見逃せないのは、2つのバンドが交差するシーンと子どもが伴奏と違う調で歌うシーン。森まで2組のマーチング・バンドを連れて行って撮影した手間ヒマ・コストと根性。子どもはいったいどんだけ練習させられたのか?少なくとも私は伴奏と違う調では歌えない。横でピアノ伴奏するMTTの目が何だかコワイ上に映像的に子どもに似合わないのも笑える。

第一楽章 ワシントンの誕生日

冬(寂寥、孤独)
引用している音楽からどう表現したか
複数の調の間で漂う感じ
冬の嵐
カントリー・バンドとダンス
楽団員によるアイヴズが用いたカントリー・ミュージックの演奏
それがアイヴズ作品ではどうなるか
民俗楽器の紹介
音楽が行きつく先(アイヴズ的混沌)
その帰結と組み合わされる音楽

イェール大学入学、合唱曲や応援歌など様々な曲を作曲
ホイットマンの影響 Leaves of Grass

第二楽章 デコレーション・デイ

現在はメモリアル・デイ
アイヴズの墓
父親の生きた時代の紹介
春 花が咲く季節
花が象徴するもの-犠牲
冒頭の4つの音
なぜ私たちは存在するのか?アイヴズの問い
献花
葬送行進曲
シャドウ・インストゥルメンツの紹介、ハンドベルとセカンド・ヴァイオリン
葬送のセレモニー
遠くからかすかに聴こえるトランペット
マーチング・バンド
アイヴズ的混沌
なぜ私たちは存在するのか?
アーメン

大学卒業後、ニューヨークへ。保険会社を創業し、ビジネスマンとして成功。
余暇を作曲に充当。
カントリーサイドの作曲の家

第三楽章 7月4日


記念パレード、イベント
引用している元の曲
アイヴズ的表現によるとどうなるか?
第二の指揮者が必要
花火

第四楽章 サンクス・ギビング

ニュー・ヘーヴンの思い出
オルガニストとしてアイヴズが当時の人々にもたらしたもの
進行
Hymsの紹介
収穫後、枯れ草を刈る鎌
もうひとつの宇宙の問い
ベル 寂しさの表現
新しい世界 サンクス・ギビングのテーブル
アイヴズ的混沌
最後のサプライズ-合唱
いろんなものが一緒になって宇宙になる-人間の賛歌
最後に問いが残る

エピローグ

1951年バーンスタインが交響曲第2番を初演、アイヴズはラジオで聴く
交響曲第3番が表彰
コープランドやルー・ハリソンへの影響

アイヴズの家
思い出の数々

【他のエピソードも見る】
KEEPING SCORE:ベルリオーズの幻想交響曲
KEEPING SCORE:アイヴズのHolidays Symphony
KEEPING SCORE:ショスタコーヴィチの交響曲第5番

【演奏編の感想は】
遂に見た!KEEPING SCOREのブルーレイ