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2007.8.30 MTT、指揮棒を磨く
エディンバラ音楽祭のマーラー交響曲第7番での出来事。
5楽章に入る前、オーケストラメンバーに気合を見せるため、ハンカチを取り出して指揮棒を磨いて見せたティルソン・トーマス。
ホームのサンフランシスコでは、靴底を指揮台になすりつけてアイドリングしていましたが、さすがに海外では控えめ。
ティルソン・トーマスが舞台でハンカチを取り出している姿を初めて見ましたが、ブルーとグリーンのチェック柄でした。普通指揮者は白いハンカチだと思うよ、MTT。
ちなみに、サンフランシスコ交響楽団のヨーロッパツアーブログのオフショット写真でも、キャップをかぶっていたティルソン・トーマス。今度はサンフランシスコ交響楽団のシンフォニーストアで売っているシンフォニーのおみやげグッズ(ロゴが入っている)のキャップでした。歩く宣伝マン?
演奏の方は、6月にサンフランシスコでやった時に比べて、冒険とか実験的な解釈は控えて、ベストプラクティスで臨んだという印象。「それをヨーロッパでやるのだけはやめて」と懸念していた5楽章の最後から2番目の音もばっちり決まってめでたし、めでたし。