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大人のアマチュア音楽家のためのワークショップ 器楽編がスタート

昨年スタートした、サンフランシスコ交響楽団の大人のアマチュア音楽家向けのコミュニティ・プログラム。これまでは合唱でしたが、4月からいよいよ器楽編がスタートします(4/18~26)。

これは、サンフランシスコ交響楽団が持つデイビスホールという場所と人的資源をコミュニティに提供し、サンフランシスコ交響楽団をもっと音楽好きが集まる場にしようという取り組み。

イベント名もズバリ、Play Out, Davies!(これを見ても場所が重要だとわかる)

これまでの合唱編との違いは、

  • 弦楽器と管楽器の2組に分かれて開催
  • 全体の合奏指導日の他に、オプションでセクション毎のリハーサル日がある
  • 参加費は40ドル(合唱のときは20ドルだった)
  • 合奏指導にあたるのは、レジデント・コンダクターのドナート・カブレラ。その他にサンフランシスコ交響楽団の各パートのメンバーが指導にあたる

18歳以上なら誰でも参加可。演奏曲目を見ると、弦楽器はモーツァルトのアイネ・クライネ・ナハトムジークの1楽章、ホルストのセントポール組曲のフィナーレ、ウォーロックのカプリオル組曲からの3曲。管楽器の方は、共通の曲がバッハのコラールで、後はパート毎にオーケストラ作品から、そのパートの特徴が出る部分を抜き出したものが1曲。

各オーケストラ・メンバーもカブレラもどんな指導をするのか興味津々。私も参加したいけれど、涙をのんで見送り。

(余談)私は今後カブレラがどう発展していくのか、楽しみにしている。見た目と違って、音楽の構築がしっかりしているし、華があるし。

ワークショップについて詳しくは、サンフランシスコ交響楽団のウェブサイト

(2012.2.24)

【追記】
ワークショップのもようをサンフランシスコ・クロニクルがリポート

(2012.4.27)