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マイケル・ティルソン・トーマス&サンフランシスコ交響楽団
今度こそ完結するマーラー交響曲第8番<千人の交響曲>
2006年に録音するべくコンサートで採り上げたものの、マーラー・レコーディング・プロジェクトが拡大されたことにより、仕切り直しになっていた<千人の交響曲>。
来シーズン(2008年)11/19-23に録音します。
出演メンバー
ソリストは、ジェームス・モリス以外知らない方ばかりでした。アメリカで活躍している歌手は、日本ともヨーロッパとも違うので、名前を見てもさっぱりわかりません。合唱はSFSコーラス。
このSFSコーラスは、小澤がつくったそうですが、200名の内、170名がボランティアだそう。アマチュアということなのでしょうか?
今までSFSコーラスに特に不満は感じませんでしたが、千人に万全を期す観点からは、どうなのでしょう?私はやっぱり、アーノルト・シェーンベルク合唱団並みのクオリティが欲しいです。
でも、サンフランシスコ交響楽団の地元密着度とか、地元の応援あってこそマーラーもここまで来れたということを考えると、MTTにSFSコーラス以外の選択肢はありません。
こうなったら、MTTのポケットマネーから合唱団に所得補償でもつけて、11月までひたすら千人ばかりを練習していただくくらいのことをやった方がいいかもしれません。
リリース予定
今度こそ本当に完結して、予定通りリリースしていただきたい。
リリース予定は、大地の歌が2008年秋、千人が交響曲第10番からアダージオとカップリングで2009-2010年シーズン中を予定。
リュッケルト、子どもの魔法の角笛、さすらう若人の歌について何も発表されていませんでしたが、これらはどうなったのでしょう?録音していた曲もあるのに。
ともかく、千人はぜひ有終の美を飾れるようがんばっていただきたいです。