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ユーチューブ・シンフォニーのメンバー発表。日本からはゼロ

オンライン上のオーディションによって結成されるユーチューブ・シンフォニー・オーケストラ(YouTube Symphony Orchestra)2011が、3月にシドニーで開催するコンサートに出演するメンバーを発表しました。

33カ国から101名。年齢も14歳から49歳と多岐にわたっています。

残念ながら、今回日本からは選ばれませんでした。アジアで選出者が出たのは、中国、香港、台湾、韓国、シンガポール、マレーシア。

グローバル化の縮図のようなユーチューブ・シンフォニーで、日本からの出場者がいないのは、国際社会における今の日本の存在感を反映しているようでちょっと悲しい。

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(追記)
アメリカが43名とダントツ多い。もっとも、アメリカの中にはアジアなどからの留学生も結構いそう。そこにも日本名は見当たらず。
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今回のオーディションで前回の2009年と大きく違ったのは、一般投票のときにFacebook上を投票依頼が激しく飛び交い、選挙キャンペーンさながらであったということ(私はフェースブックをやっていないので直接様子を体験していませんが、レポートしている新聞記事がありました)。

また今回は、2008年の経済危機以降、世界中のオーケストラも経営的に厳しい状況に見舞われるところが続出し、音楽を学んだ若者のプロ・オーケストラへの門戸がますます狭くなり、競争が激化している中で、実力ある人たちがチャンスを求めて真剣に応募してきた、という印象を受けました。

とにかく、チャンスを求める貪欲さのパワーを考えさせるオーディションだったと思います。

ユーチューブ・シンフォニーのウェブサイト(お琴のお姉さんはやっぱり当選!)

背後の真新しい壁は、ニュー・ワールドの新キャンパス?

3/20 コンサートのプログラム

ブリテン:青少年のための管弦楽入門
ストラヴィンスキー:「火の鳥」から
ベイツ:マザーシップ

他にベートーヴェン等を予定

チケット発売開始は、1/12 9:00AM

(2011.1.11)