プロムスで音楽と活動を披露します
ティルソン・トーマス&サンフランシスコ交響楽団は、8月末から9月中旬までヨーロッパの音楽祭に出るツアーを行いますが、ロンドンの夏の風物詩「プロムス」にも出演します。
彼らは、極限まで練り上げてある一致団結したアンサンブルがノリノリで出てくるという稀有な団体なので、お祭りによく似合います。サンフランシスコ交響楽団が登場するのは週末ですから、さらにヒートアップしそう。
さらにこのプロムスでは、サンフランシスコ交響楽団の活動を紹介するイベントもあり、今までの成果を大いに披露。フィルムのイベントにKEEPING SCOREコープランド編のドキュメンタリーが登場し、KEEPING SCOREプロジェクトの紹介をします。日曜のお昼に無料での上映です。この他にも「MEET THE ARTISTS」というコンサート前のイベントも予定されています。
こういう場で演奏をするだけではなく、いろいろな切り口でクラシック音楽を楽しんでもらえるものを提供できるところが、サンフランシスコ交響楽団。プロムスでは本領発揮です。
プログラム(場所:ロイヤルアルバートホール)
9月1日
Ives Symphony No. 3, ‘The Camp Meeting’
R. Strauss Final Scene from Salome (ソプラノ:デボラ・ヴォイト)
Shostakovich Symphony No. 5 in D minor
9月2日
Mahler Symphony No. 7 in E minor
(2007.7.3)