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ニュー・ワールド交響楽団のリハーサル体験記
今回、永田音響設計の豊田泰久氏のご厚意により、ニュー・ワールド交響楽団のリハーサルを体験することができました。
見学したのは、オープニング・コンサート2日目の「シューベルト・ジャーニー」の通し稽古。
気付いた点を簡単にご紹介します。
- 朝11時から開始
- 舞台監督のような方がお二人いて、指示を出して仕切る
- 最初にティルソン・トーマスが客席から見ている中、フェローたちが舞台に登場しておじぎして座るところまで練習する(これには驚きました)
- 男性フェローはTシャツに短パン、ビーサンというファッションが何人もいる!(ここはマイアミ・ビーチ)
- ティルソン・トーマスは、指揮ぶりが本番とほとんど同じ(これも驚き)
- プログラムのせいもあったのでしょうが、ティルソン・トーマスは曲と曲のあいだの間の取り方みたいなものまで完全にシミュレーションする(やっぱり。。。)
- 今日はティルソン・トーマスのピアノもあったのですが(「ます」の伴奏)、休憩時間に右手の「んタラララララーラー」の音型を練習していたのが、鬼気迫るくらい真剣でした(これもいかにも)。
- 通し稽古なのでもう細かいことはあまり言わないのですが、「ザ・グレート」4楽章のヴァイオリンの「うんタタタうんタタタうんタタタ」やっているところのリズムについては注文言っていました(MTTはこういうところが気になるのだと思う)。
という訳で、トーマスらしさ満載のリハーサルでした。
(2011.1.27)