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ニューヨーク・タイムズのMTT評

3/11、12のティルソン・トーマス&サンフランシスコ交響楽団のニューヨーク公演について、ニューヨーク・タイムズのコンサート評をご紹介します。記事を要約する(ぶっちゃける)と、

マイケル・ティルソン・トーマスがサンフランシスカンを連れてニューヨークにやって来た。彼はよく来るが、よそのメジャー・オーケストラがスタンダードなレパートリーの出来を競い合っている中、いつも違うことをやらかしている。

今回はベートーヴェンの「英雄」をやるって言うから、「ひょっとして、マトモ?」なのかと思ったら、やっぱりいろいろやらかして帰っていった。

というもの。アメリカ人から見ても、やっぱりそう見えるのかと思うと、何だか感慨深いものがあります。

演奏内容についての細かい評は割愛しますが、やはり変幻自在だということと、賞賛しないわけにはいかないレベルだということ。これはもう誰が聴いてもそうだと思います。

ギル・シャハムをソリストに迎えてのウィリアム・シューマンのヴァイオリン・コンチェルトは、どうしてこの曲が、少なくともプロコフィエフ、ショスタコーヴィチ、バーバーのコンチェルト並みに演奏されないのか?と思わせるものだったというから、

ツアーの目的達成!

3/14  New York Times Allan Kozinn氏のレビュー
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(2008.3.19)