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サンフランシスコ交響楽団のハロウィン企画がヒット!

先週末のサンフランシスコ交響楽団のコンサートについて、ネット上での評判が良かったので企画をご紹介します。

その1:ハロウィンを祝うコンサート

サンフランシスコ交響楽団では毎年ハロウィンのコンサートをやっているのですが、今年はサイレント映画の名作 「Nosferatu」(1922年) にオルガンの生演奏をつけるコンサートでした(10/31)。

この映画はドラキュラをもとにしたホラー映画で、シンフォニー自慢の8264本のパイプを有するオルガンの迫力で、不気味に怖くて盛り上ったそう。

【追記】
現在アメリカでは、“バンパイヤ”ものが流行っており、今年のハロウィンはバンパイヤ一色だったそう。このコンサートはそうした影響もあったのかもしれません(11/8日経朝刊参照)。

その2:ラテン・コミュニティのファミリーコンサート

日曜(11/1)のお昼は、ラテン・コミュニティのファミリーコンサート「Dia de los Muertos」。

サンフランシスコ交響楽団は、中国のお正月を祝うコンサートが年間のビッグ・イベントなのですが、これに続くラテン文化をフィーチャーしたコンサートは、昨年に続いて2回目。

プログラムやホールの飾り付け、ホワイエでのアート作品やパフォーマンスなど、本当に工夫が凝らされています。

こちらのブログで詳しくレポートされていますので、ぜひご覧ください。ここまでがんばれる原動力は何?と思うことうけ合い。

おまけ:南カリフォルニア大学の音楽教育の話

ティルソン・トーマスが卒業した南カリフォルニア大学の音楽学校が今年125周年で、様々に歴史と成果が取り上げられていますが、教育内容に触れた記事が興味深い。

日本の大学で音楽の専門教育と言うと、ほとんどがクラシック音楽ですが、ここでは広く音楽業界で仕事を創造するための教育がなされており、ジャンルもジャズや最近ではポップスまで広がっています。これはロサンゼルスという場所の影響も大きいのかもしれませんが、これを見ると音楽の専門教育の可能性ということを考えさせられます。

記事にある学生時代に恩師と並ぶMTTの写真も(前髪が)楽しめます。

VOA News
Los Angeles Music School Celebrates 125th Birthday

(2009.11.5)