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サンフランシスコ交響楽団が昨今の経済情勢を受けてメッセージ
サンフランシスコ交響楽団が、エグゼクティブ・ディレクター(管理部門トップ)とプレジデント(ボードのトップ)の連名で、コミュニティに向けてメッセージを発しています。
内容は、昨今の経済情勢を受けてのシンフォニーのスタンスについて。具体的には、
- 現在すでに発表しているプログラムや予定については、無償の教育プログラムも含め、この経済環境下でも変更なく実行できるよう経費の削減はじめ対策を取ったこと。
- シンフォニーは、長期的視点に立って行動しているが、今後数年間はこの経済情勢が続くという見通しの下、中長期プランの見直しを行ったこと。
- こんな時だからこそ、人々が音楽をシェアすることに価値を感じられるよう、シンフォニーが提供する様々な体験の質をより一層充実させるよう努力すること。
アニュアル・ファンドへの継続支援(寄付)を要請するタイミングでのメッセージだったようですが、こうした先手を打った表明を出す姿勢は要チェックだと思います。
ちなみに今のところ、寄付の集まり具合やチケット・セールスは好調を維持しているそうです。
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(2008.11.28)