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これがサンフランシスコ交響楽団だ！
2008.5.31に開催されるファンドレイジング・イベント Black & White Ball 2008 の連動企画として、ネットオークションを開催中のサンフランシスコ交響楽団ですが、これ以上サンフランシスコ交響楽団を象徴しようのない商品が出品されました。
中身はズバリ、「サンフランシスコ交響楽団を指揮する権利」
とおりいっぺんの企画ではありません。
ティルソン・トーマスのプライベート・レッスンを受けて、2009年の Summer in the City （毎年７月に開催される、シーズン中よりもカジュアルなコンサートシリーズ）で、デイビスホールのお客さんの前にデビューするというもの。
donated by Michael Tilson Thomas とあるところがおかしい（この商品はMTTの他に、ウェスティン・セントフランシスとマイケル・ミーナ←サンフランシスコのスターシェフの一人でウェスティン・セントフランシスに店がある、の提供。細かくスポーンサーシップをとっているところに注目）。
１万ドルで開始され、私が見たときは1.5万ドルになっていました。
どこまで値がつくか楽しみ。
私は今まで、ティルソン・トーマス＆サンフランシスコ交響楽団の様々な取り組みを紹介してきましたが、その中でも今回はとびきり楽しい。
サンフランシスコ交響楽団は、ティルソン・トーマスもオーケストラもお客さんも、こういう企画を面白がって真剣にやっちゃう余裕があって、そこが彼らの活動に多くの人を呼び込んでいる理由の一つなのだと思います。
曲目に関しては何も書いてありませんでしたが、好きな曲を選んでいいのでしょうか？
一生に一度の機会だと考えると、「復活」の一楽章とか、いきなり欲張って高い目標を掲げたくなろうというもの。そしてマイケル先生のプライベート・レッスン♪
「それ何？」
「えっ？マエストロの見よう見まねでやってみたんですけど、どっか変でした？」
「！！！」
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ファンドレイジング・イベント
（2008.5.24）