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ティルソン・トーマスが来シーズンのニューヨーク・フィルに出演

各オーケストラが、2010-2011シーズンのプログラムを発表する季節が到来。

マイケル・ティルソン・トーマスは、来シーズンニューヨーク・フィルハーモニックに登場です。

1996年2月以来、約15年ぶりの出演←ヒストリカル・サーチのおかげですぐに調べられる

来シーズンのアーティスト・イン・レジデンスを務めるアンネ=ゾフィー・ムターと共演する他、トマシェフスキーも上演。

ムターとは、ムターのために書かれたソフィア・グバイドゥーリナのヴァイオリン協奏曲をニューヨーク初演。2009年のサンフランシスコ交響楽団での演奏は、本当に素晴らしかったので、MTTは女王様のおメガネにかなったのでしょう。ムターとMTTは傾向が似ているし、意気投合!なのだと思います。

そしてトマシェフスキー。MTTは出演条件に「トマシェフスキー付きで」と言い放ってそうですが、これも毎回趣向を変えているらしいので(カーネギーホールでの2005年の初演を見たボストン・グローブの評論家が、2009年のタングルウッドで違いに驚いていた)、新ニューヨーク・バージョンは何が飛び出すか?

日程とプログラム

  • 3/31,4/1,2
    Prokofiev: Overture in B-flat major, American
    Sofia Gubaidulina: In Tempus Praesens, Concerto for Violin and Orchestra (New York Premiere)
    Tchaikovsky: Symphony No. 2, Little Russian

Anne-Sophie Mutter, violin

  • 4/5,6
    The Thomashefskys: Music and Memories of a Life in Yiddish Theater
    (出演:いつものメンバー)

  • サンフランシスコ交響楽団の発表は3月1日

(2010.2.17)