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オーケストラが新聞一面のトップ記事になった

1月25日にオープンしたニュー・ワールド交響楽団の新キャンパス“ニュー・ワールド・センター”。翌26日のマイアミ・ヘラルドでは一面のトップ記事になりました。

新聞

オーケストラのニュースが一面トップ(二面にも記事は続く)になるなんて、日本では記憶にありません。タイトルは、

A Debut For the People

やはりアメリカでは For the People はキーフレーズ。

この日公園に集まってオープンを祝った人々が、ローラーブレードはいた人、犬連れの人、ピクニックの家族など様々であったこと等、ニュー・ワールドのキャンパスが、人々が集う新たな場所であることを中心に記事が構成されていました。

ゲーリーはこの日の午前中に初めて完成した建物を体験したそうですが、ティルソン・トーマスとオーケストラがリハーサルで出す音を聴いて、「何かを生み出すことには苦痛を伴うものだが、今日は大きな喜びである」とコメント。おそらくMTTらしいコンサートホールになっているのでしょう(セレモニーで、MTTは演奏する前にスタンディング・オーベーションだった由)。

オープニング週間は30日(日曜)まで続きます。

(2011.1.26)