トップ>here

アドビが技術提供したサンフランシスコ交響楽団の歴史タイムライン

PDF技術のアドビが、Adobe Experience Designというソフトとマンパワー(エンジニアやプロデューサー)を提供して制作した、サンフランシスコ交響楽団の100年を振り返るタイムラインがウェブサイトにアップロードされました。

地元のIT企業による、本業を生かしたメセナ活動として注目です。

うずまき状のタイムラインは視覚的にも大変美しいもの。

これらが経営面のリーダー、人々のための活動、教育、ツアー、録音、ニュー・ミュージック、活動場所など10のカテゴリーに色分けされており、どの時代に何が行われ、どういうものであったのかに絞り込んでいける仕組み。

写真やプログラム、ポスター類を説明つきで見られる他、当時の演奏やインタビューを聴くことができます。カテゴリー毎の6分程度に総括したビデオもよく出来ている。

サンフランシスコ交響楽団らしいのは、ニュー・ミュージックの項。なぜニュー・ミュージックを演奏するのか?ビデオの最後は、マーラー演奏になっているのですが、ニュー・ミュージックの斬新さとマーラー演奏の斬新さが何ら変わらないレベルであるところが、彼らの活動なのだと思います。

プレスリリース
タイムラインはこちら

(2011.9.14)